

家次敬介 - 北海道富良野市 -
エコロンシステムに魅せられて 初めて出逢ったのは、お付き合いしている建築系の雑誌の記事でした。もう10年以上も前のことですが、当時からうちの会社は自然のエネルギーと自然の循環で社会貢献を考えることをテーマにしており、かねてから現状の汚水浄化の方法では、自然循環のリングが欠落していることに疑問をもっておりました。この記事を見て即、連絡を取り冨安さんと電話でお話ししましたが、対応に商売っ気がなく好感を持ったにもかかわらず、にわかに信じることができず。正直「ちょっと胡散臭いな」って印象でした。 それは、外国には同じようなシステムは存在しても非常に大きく能力も低いものでしたので、これはおかしいと感じていながらも現状の装置のように電気をたくさん使い、清掃、菌の添加、塩素の使用が必要で、汚水の供給も継続し続けなければ機能しないものだと固定観念に捕われていたからなのでしょう。それでも、えっ汚泥が出ない?窒素?リン?どうなるの?という疑問が消えるには、使っている人を訪問して感想を聞いたり、仕組みが自然の摂理を巧みに取り入れて理に適っていることが理解できるまで、ま